「思った通りだ」 by 有働(阿部寛)

kekkon-xx2007-01-13

 新年が始まり心を入替えコマめに更新しようと思っていましたが世の中ままならぬもので・・・・。今の心境は冒頭のセリフ通り・・・「思った通りだ・・・・・」。

■「最後の弁護人」 主演:阿部寛須藤理彩 (2003年1月15日〜3月19日)

 前回書いた秦健日子氏の阿部ちゃん主演ドラマで、私が当時非常に気に入ったドラマでした。しかし、これも私お得意の「不人気打ち切りドラマ」でした・・無念・・・。

  子供の頃から弁護士に憧れていたものの夢叶わず銀行に就職した石田良子(須藤理彩)は、不良債権の取り立てをする調査課に異動になった。 良子は、与えられたリストを元に債務者を一軒一軒周るが、全く成果なし。そんな良子が次にドアを叩いたのが、事務所開設資金を返済していない有働弁護士事務所だった――。しかし、有働弁護士事務所は事務員を雇う余裕さえもなくかなり厳しい状態。有働は同じ弁護士の神崎から国選弁護人の仕事を斡旋してもらい、銀行を辞めた石田らと数々の事件を解決していく。

 とにかく偏屈で口が悪くとっつき悪いが、こと弁護士という仕事に関しては真摯に真っ向から取り組み、鋭く真実を見抜く。罵詈雑言を浴びせながらも弁護する相手(時には犯人にも)偏見無く接し、心情を思いやれる。そんな阿部ちゃん演ずる有働弁護士の男の優しさ、格好良さを楽しみにしてました。肝心のストーリーは陳腐なトリックの推理モノでイマイチでしたが、有働を始めとして良子も赤倉(今井翼)もキャラが立っており、そのキャラクターだけで楽しめました。ヒロインの須藤理彩ももともと好きだったので余計ハマリました。「メスロバ」などと罵倒されながら有働と真っ向からやり合う姿はコメディもこなせる女優さんで無いと無理なので適役だったと思います。
 奥さんの事件を伏線としてずっと取り上げながら、最後まで事件の詳細はわからず、オープニングの車椅子の少女(有働の娘?)も表れず、エンディングも最終回らしくない終わり方でした。オープニングの意味の無いダンスといい、好きな人には本当に支持されていて、未だに私だけでなく多くの人が(出演者たちも)第2弾を望んでいる印象に残るドラマです。

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