「ヘイ、ヘイ、ヘ〜イ」 byうぬぼれ(長瀬智也)

kekkon-xx2010-10-24

秋ドラマが始まり、前評判通りの作品、そうでない作品様々の状況です。ところで夏ドラマで前評判が良かったドラマと言えば・・・。

うぬぼれ刑事」 (出演:長瀬智也生田斗真中島美嘉荒川良々西田敏行

去年までは本庁の強行犯捜査係のエースだったが、婚約者に逃げられてから調子が狂い、出世のチャンスまでも逃した、世田谷通り警察署の刑事・通称 うぬぼれ。今は恋愛心理学者・栗橋誠を崇拝し、運命の女性を探す毎日だ。
そんなある日、ゲームソフト制作会社 「 マジソン 」 で殺人事件が発生。被害者はこの会社の社員・宮本克也。セキュリティが厳重なことから、内部の人間による犯行が疑われ、浮上したのが、宮本の部下でかつての交際相手だった 貴崎恵里子。そして彼女は数日前、うぬぼれが一目惚れした女性であった。
事件を解決したいというよりも、恵理子に会いたい一心でまとわりついているうちに、彼女が犯人ではないか?と考えてしまう。うぬぼれ。

悩むうぬぼれは、立ち寄ったバー 「 I am I 」 で尊敬する栗橋や俳優の 本城サダメ、パティシエの 松岡、カメラマンの 穴井と出会い、意気投合。恋の指南を受ける。しかし、コンビを組む刑事・冴木優に邪魔されて、思うように恋は進展しない。

苦慮の末に、“結婚してくれるなら逮捕しない” とプロポーズするうぬぼれ。果たして恵理子は逮捕状と婚姻届のどちらを取るのか !?

残念ながら前評判の割には視聴率がふるわず、ほぼ一桁代の連続でした。正直自分も最初に見たときはあまりぴんと来ませんでした。面白いんだけど、ちょっと暴走気味かな・・・、というのが初見の感想でした。
ですが、回を追うごとにその暴走が更に進み、お約束ができあがり、そのお約束がぶち壊され、更にノリノリの演技が暴走し、気づいたら大はまりしてしまいました。

小ネタも満載で、恐らく録画見中心のドラマだったと思うので視聴率的に厳しかったのは、このドラマについてはそのせいだと思われます。それが正しいかどうかはDVDの売れ行きが証明してくれると思うのですが、その際は第二の「木更津キャッツアイ」になるかも・・・。

うぬぼれ刑事 DVD-BOX

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うぬぼれ刑事

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「ファイヤー!!」 by後藤英雄(東山紀之)

kekkon-xx2010-10-03

10月に入り、いよいよ秋ドラマがスタートします。全部は観れないので観るものを選んで絞るのですが、何となく観てそのまま見続ける事がたまにあります。これも縁かなと思います。そんな何となく気に入って見続けた夏ドラマがこれ・・。

「GM〜踊れドクター」(出演:東山紀之多部未華子椎名桔平

全米一の総合診療病院「マンハッタンジェネラルホスピタル」でその名を轟かせた世界最高峰の総合診療医・英雄(東山紀之)。かつて芸能界デビューした経歴を持ち、本人も本業はダンサーだと公言している変わり者の医者だ。そんな英雄が、日本での再デビューの夢を果たすため、帰国することに。英雄は日本に向かう飛行機の中で、若い女性・桃子(多部未華子)に遭遇。桃子は総合診療科の研修医だと名乗り、体調を崩した乗客の病状を診断する。だが、英雄は桃子が予想もつかない診断を下し、その場で適切な処置を施す。やがて、桃子から“スカウト”された英雄は、明峰大学病院のお荷物といわれる総合診療科に勤務することになった。

話は、毎回病名を探すまでの右往左往とそれに伴う各医師の成長を描く、という感じでした。但し、自分が気に入ったのはファイヤーこと東山紀之が各レギュラーを結構失礼なあだ名で呼びまくり、それが通常の呼び名になって皆が使う、研修医が医師をボロクソに叱咤する、などちょっと漫画チックな雰囲気でした。ざしきわらし、お菊人形、猫目少女、ウナギイヌ、ポジティブ、etc.
毎回よう言うわ、と思いました。でもそれはそれで良かった。

ダンサーである意味は最後まであまり感じない内容でしたし、途中は病名がわかるまでまだるっこしい時もありましたが、結局最後まで見続けられた、何とも日曜劇場らしい作品でした。

LIFE ~目の前の向こうへ~(通常盤)

LIFE ~目の前の向こうへ~(通常盤)

「お前に明日は来ない」 by伊達一義(堺雅人)

kekkon-xx2010-09-25

この夏のドラマは本当に視聴率が壊滅的でした。サッカーW杯の余韻か、記録的猛暑のせいか・・・。そんな中「ホタルノヒカリ2」に次いで頑張ったドラマがこれでした。

「Joker許されざる捜査官」 出演:堺雅人、杏、錦戸亮大杉漣鹿賀丈史

7歳の男児が銃殺されるという事件が発生し、神奈川県警捜査一課・警部の伊達一義(堺雅人)は、遺体発見現場に急行する。現場には、すでに鑑識課・巡査部長の久遠健志(錦戸亮)ら鑑識官が到着していて、証拠物の採取を行っていた。そんなところへ、捜査一課に配属になったばかりのキャリア刑事、警部補・宮城あすか(杏)がやってくる。

ジャケットにジャージという奇妙な格好で取り調べをする伊達を見たあすかに、久遠と来栖淳之介(平山浩行)は、あれが自分たちやあすかの上司だと説明。変わり者で、怒ったこともないから"仏の伊達さん"と呼ばれているという男を見たあすかは驚く。遺体と対峙していたその背中に、猛烈な怒りが立ち込めているのを感じたからだ。

実は伊達は、昼間はお人好しな性格だが、夜になると一変、制裁者として法の目を逃れる凶悪犯に正義の鉄槌を下し、様々な凶悪事件を解決する”神隠し”を行っていた・・・・。

現代の必殺仕事人、という触れ込みで始まったこのドラマ、意外にハマリました。芸達者な役者さんが集まった事で荒唐無稽な設定ですが素直に楽しめました。
毎回の事件解決の陰に見え隠れする5年前の夏樹殺害事件が縦糸となり引きつけられました。

最終回翌週に特別編を1回やるならレギュラー回に組み込めばいいのにとも思いましたが、続編(または映画?)がある事をにおわせるラストだったので、一旦話を完結させるための措置だ、と思いました。

というわけで続編を楽しみに待ちます。

ジョーカー 許されざる捜査官 DVD-BOX

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「このトンチキ野郎!」 by 立花楓(志田未来)

kekkon-xx2010-09-23

久々に更新します。まぁいつまで続くかわかりませんが宜しくお願いします。

さて今回テーマにしたいドラマは・・・・

「ハンマーセッション」出演:速水もこみち志田未来比嘉愛未六平直政小日向文世

世界を股にかけてヤマを踏んできた伝説の詐欺師を乗せた護送車が、海に転落する事故が起きた。
護送車に乗っていたその第一級詐欺師・音羽4号(速水もこみち)は、ヤクザの今村昌平六平直政)と共に逃亡する。
暗闇の中逃げ込んだ先で、二人は建物に放火しようとする男(村上健志)を発見。
居合わせた水城(小日向文世)とともに捕まえるが、その男は"蜂須賀悟郎"という新任教師で、水城の知る男らしい…。
話を聞くと、ここは進学校の光学園で、水城は光学園の校長だった。そして蜂須賀は得体の知れない生徒らに怖じ気づいて、学校を燃やそうとしていたのだった。

どうやらこの学園では、成績優秀な生徒達が、表向きは何の問題もなく見えるその裏で陰湿な事件を起こしているようで、教師達もそんな生徒の心をつかめず自信喪失し、無気力になっていた。
水城はこの状況をどうにかし、学園を守りたいと思っているのだった。
ところが、生徒の心をつかめない、という水城に音羽4号は「人の心なんて、意外と簡単に掴める」と笑い、あっという間に水城の心を掴んで見せる。
その手法は"ハンマーセッション"と言い、心の不安や弱さを隠そうとする心の壁を壊す何かを脳天に叩き込むのだ。
衝撃を受けた水城は、人の心を巧みにつかむ音羽4号に、教師として学園を立て直してくれたら警察に通報しないと取引をもちかける。
こうして"教師・蜂須賀悟郎"となった音羽4号は、問題児らに詐欺のテクニックを駆使した授業を開始することに。

まぁ、もこみちドラマらしく視聴率は振るわず、この作品で「ROOKIES」以来続いて来たこのドラマ枠も終了といい評価は聞きませんが、個人的にはとても好きなドラマでした。漫画チックで理路整然とはしてないと思いますが、まあありでしょう。もこみちの演技も良かったと思います。次代を担うだろう役者さんが生徒役として大挙出てたのも後世に評価される気がします。

でも志田未来ちゃん、頑張ってはいたけどちょっと空回り感が・・・・。
個人的には逢沢りな菅田将暉が非常によかった。


ハンマーセッション! [DVD]

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通りすがりの仮面ライダーだ by門矢士(井上正大)

仮面ライダーとともに育ってきた?私にとって、企画から非常に関心高く、毎週楽しみにみていました。それが・・・。

仮面ライダーディケイド」  

 平成ライダー10周年!という祭りを堪能してきました。前半の新解釈の平成ライダー世界を巡る旅。賛否はあったと思いますし、個人的に「えっ?」て思うもの(例:アギトの世界)もありましたが、結構楽しんでみてました。しかし「電王の世界」で、やっぱオリジナルキャストはいいねえ、と思い、その後の「響鬼の世界」でもイブキさんやザンキさんを観てその思いを強くしたら・・・後半はオリジナルキャスト登場の連続。BLACK&RXの登場はその最たるものでしょう。

 「シンケンジャーの世界」も非常に楽しめました。ディケイドのすごさを実感しました。もう何でもあり、何でも許される、的なノリと凄みを感じました。そして劇場版「オールライダー対大ショッカー」。まさに集大成という感じで、多少の不満(オリジナルキャストがもっと出てほしい、など)はありましたが、非常に楽しめました。
 そしていよいよ本日は最終回。はっきり言って話としては絶対に回収できない、と思ってました。最終回の1回前で何も謎が解けていない以上無理でしょう(^^;)。しかしディケイドは話は破綻してても「祭り」としては非常によい番組だったので、どんな終わりでも受け止めよう、という今までにない寛大?な気持ちで観ました。

 いや〜、最後まで想像を超えてました。まさか何も解決しないとは・・・。それどころか、普通に「次回に続く」という感じで終わったときは何が起きたか全くわかりませんでした。続いて始まった映像で意味はわかりましたが、これってあり?、という感じです。映画については、劇場版の最後での告知が制止画だけなので違和感はありましたが、映像は流せなかったんだ、と今日わかりました。でもねえ、どうなんでしょ。いろんなブログで皆さんが書いてるとおり、せめてTVとしての最終回を全うすべきだと自分も思います。劇場版に続けるにしても、TBSで昔やってた「ケイゾク」のように一旦話を完結させておきながら、実は終わってなかった・・・、結末は劇場で!!という感じにして欲しかった。「ディケイドは世界だけでなく、自らの番組も破壊した」と誰かが書いてましたが・・・まあ、いろんな意味でものすごいライダーでした。

でも、劇場版の頃まで世間にこの熱は残ってるんでしょうか?まあ、Wの中でうまくあおるんだろうな・・・。

「俺は・・・・・悲しいよ・・・」 by高木藤丸(三浦春馬)

kekkon-xx2008-12-30


激動の2008年も後僅か。9/15リーマンショック以降の不況に非常に不安感募る今日この頃。そんな中で癒しになったのはやはり連ドラの数々でした。そんな秋に放映されコミックスが非常に売れたドラマが・・・、

ブラッディ・マンデイ」 出演:三浦春馬吉瀬美智子佐藤健松重豊成宮寛貴吉沢悠

クリスマスイブの夜、極寒の地・ロシアでは、あるウイルス取引が成立していた……。密売組織の男から殺人ウイルスを手に入れた女・マヤ。彼女の目的は日本でウイルステロを起こす事だった。計画のキーワードは「ブラッディ・マンデイ」。そして日本にやってきた女は、自分を追ってきたロシアの諜報員を射殺し、行方をくらましてしまう。

捜査に乗り出した警察庁の秘密部隊「サードアイ」は、諜報員が残した暗号の解析のため、弥代学院高等部に通う高木藤丸(三浦春馬)に、ロシア軍用施設のコンピュータへのハッキングを依頼する。藤丸は見た目はごく普通の高校生だが実は“ファルコン”と呼ばれる天才ハッカー
これまでも高度のハッキング技術で数々の不正を暴いていたのだ。苦闘しながらもあるファイルのダウンロードに成功する藤丸。その謎のファイルに隠されていた真実とは……。そんな藤丸の前に、女・折原マヤ(吉瀬美智子)が弥代学院の教師として姿を現し……。

果たして“ファルコン”藤丸はウイルステロから日本を、そして地球を救う事ができるのか!?

ある意味今期最注目の作品でした。そんなに視聴率は良くありませんでしたが、少年漫画的緊迫感・ワクワク感は強かったと思います。狂信的なカルト宗教集団がウィルステロをしかけ、それに警察が必死で対抗するが後手を踏んでしまう。それに主人公の天才ハッカー少年が敢然と立ち向かい・・・・・、何て王道だと思いました。
但し、そんあ興奮も最終回の1回前まで。連載中の原作ものにありがちですが、最終回は?って感じです。Kの正体は意外だったとしても説明が何もないので唐突感が強すぎるし、役者さんも知らない方でインパクトが無い(ゴメンナサイ)。Jの行動もそれまでのK崇拝の態度からすると?、ラストで死んだはずの蝶のタトゥー男が出てきたり、音弥のじいちゃん(法務大臣)がどこまで関与してるのとか(マヤの雇主?)、そもそも”宝石箱”なんてあるならあれだけ勿体ぶってやってたウィルテロって何だったの?あっさり殺られた教祖・神島紫門のいた意味ってあったの?・・・・etc.

まあ、その辺は原作を読み続ければ納得がいくのかもしれません。年末年始は原作を読みふけろうかと思います。
それにしても吉瀬さん、すっかり一流女優の感じですね。今後も期待です。

BLOODY MONDAY(1) (講談社コミックス)

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ブラッディ・マンデイ DVD-BOX I

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「夢にときめけ明日にきらめけ!」by川藤幸一(佐藤隆太)

kekkon-xx2008-12-02

いよいよ12月。今年も色々なドラマが放送されましたが、今でも強く印象に残る今年のベスト作品の1つが・・・・。

「ROOKIES」 出演:佐藤隆太市原隼人小出恵介城田優

二子玉川学園高校の野球部は、過去に甲子園出場経験を持つ伝統ある部だったが、試合中に部員たちが乱闘を起こして活動停止になっていた。

自暴自棄になった部員たちは校内でも恐れられる不良グループと化してしまっていたが、そこで新米教師の川藤(佐藤隆太)が赴任してくる。

彼らの高校生活ぶりをみた川藤は野球部の顧問を引き受ける。もう一度野球部を復活させようとするが、教師を毛嫌うボス格の安仁屋(市原隼人)たちが川藤に反発しようと企てる…。

こうして始まったこのドラマ、放映前は「果たしてどうなんだろう?」と正直思ってました。好きな漫画だったけど古い作品だったし、若手の良い俳優さんを集めてたけど無名な人も多かったし。実際、第1話の視聴率はそんなに良くなかったと思います。でも観た人へのインパクト(自分含む)は非常に強く初回の2時間SPはあっという間でした。その影響は、amazonやセブンアンドワイ楽天で原作本が飛ぶように売れた事でもわかるかと思います。ともかく回を追う毎に熱く、盛り上がり、ちょっとクサさもある熱血っていいな、と素直に思わされました。視聴率も尻上がりに良くなり、金スマで1時間まるまる取り上げたりと社会現象?になったのは記憶に新しいです。最終回後のネットでの反響もものすごかったし、来春の映画も楽しみです。

ROOKIES (ルーキーズ) 表(おもて)BOX通常版

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+act. mini Vol.1(プラスアクトミニ) (ワニムックシリーズ 109)

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