「お前に明日は来ない」 by伊達一義(堺雅人)
この夏のドラマは本当に視聴率が壊滅的でした。サッカーW杯の余韻か、記録的猛暑のせいか・・・。そんな中「ホタルノヒカリ2」に次いで頑張ったドラマがこれでした。
「Joker許されざる捜査官」 出演:堺雅人、杏、錦戸亮、大杉漣、鹿賀丈史
7歳の男児が銃殺されるという事件が発生し、神奈川県警捜査一課・警部の伊達一義(堺雅人)は、遺体発見現場に急行する。現場には、すでに鑑識課・巡査部長の久遠健志(錦戸亮)ら鑑識官が到着していて、証拠物の採取を行っていた。そんなところへ、捜査一課に配属になったばかりのキャリア刑事、警部補・宮城あすか(杏)がやってくる。
ジャケットにジャージという奇妙な格好で取り調べをする伊達を見たあすかに、久遠と来栖淳之介(平山浩行)は、あれが自分たちやあすかの上司だと説明。変わり者で、怒ったこともないから"仏の伊達さん"と呼ばれているという男を見たあすかは驚く。遺体と対峙していたその背中に、猛烈な怒りが立ち込めているのを感じたからだ。
実は伊達は、昼間はお人好しな性格だが、夜になると一変、制裁者として法の目を逃れる凶悪犯に正義の鉄槌を下し、様々な凶悪事件を解決する”神隠し”を行っていた・・・・。
現代の必殺仕事人、という触れ込みで始まったこのドラマ、意外にハマリました。芸達者な役者さんが集まった事で荒唐無稽な設定ですが素直に楽しめました。
毎回の事件解決の陰に見え隠れする5年前の夏樹殺害事件が縦糸となり引きつけられました。
最終回翌週に特別編を1回やるならレギュラー回に組み込めばいいのにとも思いましたが、続編(または映画?)がある事をにおわせるラストだったので、一旦話を完結させるための措置だ、と思いました。
というわけで続編を楽しみに待ちます。
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