「俺は・・・・・悲しいよ・・・」 by高木藤丸(三浦春馬)
激動の2008年も後僅か。9/15リーマンショック以降の不況に非常に不安感募る今日この頃。そんな中で癒しになったのはやはり連ドラの数々でした。そんな秋に放映されコミックスが非常に売れたドラマが・・・、
「ブラッディ・マンデイ」 出演:三浦春馬、吉瀬美智子、佐藤健、松重豊、成宮寛貴、吉沢悠
クリスマスイブの夜、極寒の地・ロシアでは、あるウイルス取引が成立していた……。密売組織の男から殺人ウイルスを手に入れた女・マヤ。彼女の目的は日本でウイルステロを起こす事だった。計画のキーワードは「ブラッディ・マンデイ」。そして日本にやってきた女は、自分を追ってきたロシアの諜報員を射殺し、行方をくらましてしまう。
捜査に乗り出した警察庁の秘密部隊「サードアイ」は、諜報員が残した暗号の解析のため、弥代学院高等部に通う高木藤丸(三浦春馬)に、ロシア軍用施設のコンピュータへのハッキングを依頼する。藤丸は見た目はごく普通の高校生だが実は“ファルコン”と呼ばれる天才ハッカー。
これまでも高度のハッキング技術で数々の不正を暴いていたのだ。苦闘しながらもあるファイルのダウンロードに成功する藤丸。その謎のファイルに隠されていた真実とは……。そんな藤丸の前に、女・折原マヤ(吉瀬美智子)が弥代学院の教師として姿を現し……。
果たして“ファルコン”藤丸はウイルステロから日本を、そして地球を救う事ができるのか!?
ある意味今期最注目の作品でした。そんなに視聴率は良くありませんでしたが、少年漫画的緊迫感・ワクワク感は強かったと思います。狂信的なカルト宗教集団がウィルステロをしかけ、それに警察が必死で対抗するが後手を踏んでしまう。それに主人公の天才ハッカー少年が敢然と立ち向かい・・・・・、何て王道だと思いました。
但し、そんあ興奮も最終回の1回前まで。連載中の原作ものにありがちですが、最終回は?って感じです。Kの正体は意外だったとしても説明が何もないので唐突感が強すぎるし、役者さんも知らない方でインパクトが無い(ゴメンナサイ)。Jの行動もそれまでのK崇拝の態度からすると?、ラストで死んだはずの蝶のタトゥー男が出てきたり、音弥のじいちゃん(法務大臣)がどこまで関与してるのとか(マヤの雇主?)、そもそも”宝石箱”なんてあるならあれだけ勿体ぶってやってたウィルテロって何だったの?あっさり殺られた教祖・神島紫門のいた意味ってあったの?・・・・etc.
まあ、その辺は原作を読み続ければ納得がいくのかもしれません。年末年始は原作を読みふけろうかと思います。
それにしても吉瀬さん、すっかり一流女優の感じですね。今後も期待です。
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